« 2006年05月 | メイン | 2006年07月 »

2006年06月29日

メソッドとテーマ

メソッドっていうのは方法論とか手段ですよね。
テーマは主題というか、まあ、テーマです。

で、テーマがあって、それを目指してメソッドがあるわけです。
俺のいままでの感覚でいけば。

でも昨日、狂言を見ていて思ったのが、テーマの希薄さ。
「素襖落」という曲で、太郎冠者が延々、十五分くらい、
お酒を飲んで酔っていくシーンがあるんだけど。
これが面白いんだ。ただ、お酒を飲んで酔う、っていうそれこそテーマとも言えない筋を、
役者の芸だけで延々と十五分も展開し、しかも観客を飽きさせない。
メソッドの勝利、という感じでした。
感心したのが、杯をあおいで酒を飲むときに、のどをぐびぐび言わせる音が、
きちんと聞こえてくるところ。
あと、酔って主人のもとに帰るところの千鳥足というかそれがすごい。
ほんとに酔った人そのもの。同僚がよくああなってるけども(笑)。

これが200年以上も前から続いている芸なんだからすごいです。

すごいと言えば、群像劇によくある、複数の役者がばらばらに台詞と動作を言っていくのも、感心。
あれは現代のものかと思っていたけど、
バロックから古典、ロマン派を経て、至った現代音楽がバロックの要素をたぶんに含んでいるように、
始祖はあるわけですな。

繰り返すことの大切さ

少し前になんとかドリルみたいなものが大人に大受けみたいな話があったけど。
やっぱり繰り返すことは大事だな、と思いました。継続は力なり。

ちょっと前の機械学会誌にデンソーの技能五輪チャンピオンの人のインタビューがあったけど、
「集中というのは10あることのうち、7つのことを何も考えずにこなせるようになること」
とかいうことが書いてあったのを思い出した。

で、矛盾するようだけれど、マニュアルとかに頼ってばっかりじゃだめだよね、ということも。
説明書をきちんと読むのも大切だけど、マニュアルって、
「こうしたらこうしなさい」
という手順しかなくて。
その動作ひとつひとつは何のためにやっているか、というのを、
物事の裏側をきちんと考えたうえでやらなきゃいけないと思う。
裏側って言い方はおかしいかな。構成要素、って言ったほうがいいかな。

で、構成要素と仕組みを考えながら同じ手順を繰り返しているうちに、
自分なりのひねりや工夫が出てくるわけで。
エンジニアならそれが設計改良や改善につながるし、
芸術家ならそれが自分の「芸」となるわけだと思う。

そういうものが自分にあるかといわれると、まったくないんだけど。

同僚のマニュアル頼りを見ていて、こんなことを思った。

2006年06月28日

一週間ロングラン

いや。ちょっとタイトルが錯乱気味なのは疲れてるからなんです。
ほんと。おかしくなってしまったわけではないと思う。

なんにしろ、長い一週間でした。
在来線で京都に帰ってきてからの一週間。

まあ、忙しい中、苦しい中にも楽しいことはありましたけどね。
とりあえずダイジェストっぽく一週間を振り返ります。
(おとうさんのためのワイドショー講座)(やませまみの声、そろそろやばいよね)

木曜日。在来線ダメージが大きい中で出張中にたまった仕事を処理しつつ、
定時後に行う「電話先生」のパワーポイントを作成。
1時間で企業内電話網の構成についてざっくりお話をしなきゃいけないうえに、
準備時間が4時間しかなくて大ピンチ。救いは相手が課内の人間だけってこと。

金曜日。大阪に出張。西へ東へ。青い作業服を着て、お客様のところへ。
LANケーブル27本を後輩と引き回し、N社が電話の設置をしたのを確認したり、
WANの回線切り替えしたりしたあとに、地獄のRJ45成端を56ポイント。
工具が30000円のならまだ楽だけど、3000円の工具でやると40ポイントあたりで
腕に力が入らなくなってくる。普通は。この日のために素振りをして鍛えていた甲斐があり、
なんとかノーミスで完了。9時半に完了し、京阪で京都に帰還。
荷物をつめたダンボールを抱えて青い作業服で、ハナキンの京阪特急カップル満載に乗るのも
疲れてるから平気です。

土曜日。犬山に出張。PHSアンテナの施工立会い。京都を朝6時50分の新幹線。
ひたすら立って様子を見守るだけ。施工業者の手前、座れない。座ったら寝るし。
N社のSEと交換機やネットワーク機器、LANケーブルのマニアックな話をして眠気をごまかす。
終わったのが6時半。別作業していた同僚と落ち合い、食事。ホテル戻ったらシャワー浴びて即寝。
10時くらいだったと思う。。。

日曜日。犬山にひきつづき滞在。朝4時半起床。朝5時作業スタート。
特高受電設備の更新で停電する前に拠点内のネットワーク機器とサーバー全てを停止するのがお役目。
なんとか全部止めて、それから名古屋に遊びに出て、美容院で散髪。すっきり。
スーツに似合う短髪をチョイスしてもらって、ばっちりです。たぶん。
で、また犬山に戻り、今度は停止したネットワーク機器とサーバー全てを起動するお仕事に。
以外に早く終わり19時半には犬山を出たんだけど、江南あたりでN社のSEから電話があり、
「交換機がおかしいんです」と。同僚を先に帰して、引き返し、復旧の立会い。
9時10分にはまた犬山を脱出して、京都に帰還。11時過ぎ。ダウン。

月曜日。気合で出勤。金曜日から日曜日までの作業に漏れがなかったどきどきしつつ、
午前中が経過。ほっ。とする間もなく、いろいろと調整で他の事業部の結構えらい人たちに
電話を次々としつつも、こんなん俺が言っていいことなんかなー、とか思うと胃が重たい。
加えて、定時後にスタートしたVPNの切り替え作業でサーバ側の担当者が設定忘れしてて、
小一時間ほど悩んだ末に、自分でサーバの設定を変更してみたりして解決。ようやく帰宅。

火曜日。気合で起床。5時50分。犬山に出張。
N社のSEと午前中3時間打ち合わせ。午後も2本打ち合わせ。打ち合わせしかしてない。。。
生産性低すぎ。帰りにSIer(ネットワーク屋)さんと先輩と上司と合流。なんか飲む流れに。
犬山駅前の白木屋で6時半から飲む。なんかまっとうな社会人じゃない。こんなん。
でも汗かいてたからビール美味しかった。カロリー摂り過ぎ。実家に泊まり。次の日がお休みだったので。

水曜日。9時半にオペレータからの電話で起こされる。適当にあしらって二度寝してたら、
次に10時に同僚からの電話で起こされる。メールが送信できんとか。しかも現象をちゃんと聞いてないし。
しかたなくVPNで接続してひととおり見ると、やっぱり送信側サーバのキューがあふれてた。
最近SPAMのダブルバウンス残骸がひどい。qmailHandleで削るのもめんどかったので、
queuelifetimeをゴリゴリと書き換え。短くして解決。そのままお買い物に。
ベルトとタイピンを購入し、お昼を食べて名古屋を出発。
京都のおうちについてからシャワーを浴び、ちょっとおめかししたうえで、お出かけ。
京都観世会館で狂言を見る。ひとりですが。なかなかよかったです。
オーディエンスにやけに女子大生が多かったけど、たぶん、
観劇レポートで単位が出るんだろうな。苦笑。

っというわけで、怒涛の1週間。

2006年06月21日

在来線

今日はお昼から愛知県にある支社に出張してました。
京都府から愛知県まで行くにはいろいろありますが、普通は新幹線に乗ります。
切符も会社から支給されますし。
行きは無事にミーティングの時間に間に合い、胃がキリキリするミーティングもどうにかこなし、
さあ、帰ろうか、と思ったそのとき。

上司がこう言いました。

「在来線で帰ってみようか」

帰ってきました。JR在来線で。約3時間。
俺はお話があまり好きではないうえに、上司とくれば会話が続かないし。
適当に世間話をしつつ、なんとか京都まで。

今日は早く帰って早く寝るつもりだったのに。。。(泣)

2006年06月20日

なくした時計も戻ってくる

今日はなんだか一日中、やられっぱなしでした。いろいろと。へこみっぱなし。
が、夕方に携帯電話の留守録があることに気が付き再生。

「以前、当館で時計をなくされたとのことでしたが、
 見つかりましたので、お時間がありましたらお立ちよりください」

昔、「仰げば尊し」の上映中に落としたかなにかでなくした腕時計が
見つかったということで、会社を8時頃に出て、回収してきました。

あきらめていたんだけれど、見つけてくれたみたいで、だれか知らないけど、感謝!

また時間ができたら、映画を見に行きます。
京都みなみ会館。
近鉄・東寺駅から徒歩3分。
あの五重塔の東寺からも徒歩3分です。
パチンコ屋の2階で、大学の映画同好会みたいな雰囲気のロビーがいかしてます。
お近くにお住まいの方は是非。

世の中、悪いことばかりじゃないんだよね。

そういえば、それで思い出したのが、桜の季節に、コーヒー屋で、
チョコレートと俳句をくれたおっちゃん。
あのときもSSL-VPNのトラブルとかでへこんでいて、製品マニュアルとか
リリースノートの和訳をしていたら話かけてきて、別れ際に俳句を詠んでくれました。
なくしてしまったけど、なんだかとても元気づけられたことを覚えています。

ほんとに、お昼過ぎとかは「あかんわ。もう誰か殺してくれ。テポドンかもん。」とか
つぶやいていたんだけれども。
自分が気分屋さんだってことも思い出しました。もう大丈夫です。気分屋さんですから。
バナナ食べて、野菜生活飲んで、洗濯物たたんで、アイロンかけたら寝ます。
さー、明日もがんばるぞっ!

2006年06月18日

不合格-システム管理

情報処理技術者試験 システム管理、落ちてました。
午前 665点 午後1 570点 午後2 採点なし です。
午後1でダウン。結構できていた気がしたんだけどなあ。
勉強不足なのかなんなのか。来年は気合入れて勉強します。

秋の試験の案内がきていたので、情報セキュリティアドミニストレーターでも受けてみます。
やっぱり論文がないのがいいよ。

それでも .comMasterトリプルスター は落ちましたけど。受験料2万円だし。。。
自腹。痛い。

2006年06月17日

ピアノと電子ピアノ

実家にはアップライトピアノがあります。
母親が中学のころに買ってもらったものだとか。つまりもう30歳ちょっと、くらいなわけです。
だいぶ長いこと調律されていなかったんですが、先日、ようやく調律したそうです。

で、音がやっぱりきれいになりました。単音だとわからないんだけれど、
やっぱり和音を弾くと以前より断然きれいです。
困ったのが前より下手に聞こえること。少しのミスでも音がきれいだから目立つんです。
少しでもタイミングがずれると音の重なりがなくなって、変な聞こえ方になる。
まあ、遊びでゆっくりと練習してるんで、それは別にかまわないんですが。

それでしばらく弾いていて思ったのが、やっぱり生ピアノは電子ピアノと違うよなあ、ってこと。
生ピアノって、一音一音がそれぞれ弦とハンマーからできていて、和音を弾いたときには
複数のハンマーが下りて、それぞれの弦を叩き、出た音が反響板で響いて、音が出てくるんですが。
この反響板で複数の弦から出た音波が互いに干渉しあいながら混じっていく様を
一度見てみたいのだけれど、たぶんそれがあのピアノの和音の輝きみたいなものの元だと思うのです。

ところが、電子ピアノは純粋に波形を加算しているのに近い処理をします。
物理モデル演算なんてしてません。
少なくとも俺の手が届く範囲の電子ピアノはそんなDSPは積んでいないはず。
たとえ積んでいたとしても、物理的に音波を発するのがダイナミックスピーカー2個もしくは4個では
自ずと表現力に限界があります。ああ、電子ピアノの、サンプラーの限界。

とは言うものの、素人であるわれわれにはあまり差がない領域にサンプラーも来ているのかも。
そういえば、Piano専用のソフトシンセが独NativeInstruments社から発売されていたような。
あれはもしかして物理モデル演算に近い処理をしているのかな。。。

あとは再生する音響機器の性能です。安物のスピーカー2個じゃあね。
音域にあわせてユニット径も替えていきたいところかな。クロスオーバー・サーキットを組むんじゃなくて、
それぞれの再生回路を音域にあわせてDSPがスイッチするとかそんなの。

なんか理想論になってきましたが、電子ピアノを生ピアノに近づけるのは大変だよね、ってことが
言いたかっただけです。ちなみに最近は良いスプルース材が手に入りにくいらしく、
ヨーロッパの高級品以外はピアノ用木材の品質がガタ落ちしてるとか聞きました。
YAMAHAさんあたりには新素材を採用して、安価で良い響きのする
アップライトピアノを作ってもらいたいところです。

とかピアノの話をしてるけど、最近、バイオリンが気になってるんだよね。チェロも。

多機能敬遠中

最近、携帯電話でなんでもできるようになってきて、なんだかなあ、と思ってます。

電話は携帯電話の本来の機能なのでOK。
メールもまあ認知度から言ったらOKでしょう。むしろこちらが主な機能?

シリコンオーディオプレーヤーとかFMラジオとかワンセグ受信機とかテレビとかお財布とかデジカメとか。
いや。別に他人が使う分にはいいし、便利かもなあ、とも思うのですが。が。

俺はやっぱり単機能なものが好きみたいです。
パソコンは多機能の極みたいなものなので、実は徹底していなかったりするんだけれど。

携帯電話は電話とメール以外では使わないし、というか、あんまりメールしてくれる人がいないので、
お仕事電話機と化しています。
デジカメは持ってないけど、一眼レフとレンジフォーカス持ってるし。
オーディオプレーヤーはCDウォークマンだし、FMラジオもAIWAのやつだし、
テレビとか見ないし、ワンセグってそもそもなに?っていうレベルだし。
デジタル化していただくのは結構ですが。

便利さとこだわりとは両立するのか現状、大変疑問です。
そもそもこだわりって面倒なものな気がする。
シャツはコットン100%しか使いませんとか。俺は綿ポリ着ますけど。
アイロンは自分でかけますとか。俺は自分でかけてますけど、大変面倒です。
靴は自分で磨きますとか。あんまり磨いてない人が多いような気がするんだけど、気のせい?

そして、こだわりってやっぱり単体・単機能でないと果たせない気がするんですよね。

Sニータイマー

学生のころ、友人たちの間で有名だった言葉。
S社の製品はある期間が過ぎると壊れるように絶妙な品質管理がなされている、という意味。

去年の9月に買ったCDウォークマンが沈黙しました。
バッテリーでもACアダプタでもどのボタンを押してもだんまりです。
5000円とはいえ、あまりに短い。手ひどい扱いをしていたかと聞かれれば、
他人よりはやさしく扱っていたはず。機械に愛を。それがテーマ。

1年間のメーカー保証があるんで、ヨドバシカメラに持っていって修理してもらおう。
そういえば、BTOショップのM社で買ったノートPCも壊れて、妹が返却しているので、
これも修理に出さないと。もう3年も前に買ったものだから保証とかはぜんぜんないけれど。

あと、友人に「なんとかして~」といわれたFMVも筐体をあけられずサポート不可。
起動はするけど、十数秒で電源が落ちる。意味不明な現象。
これも購入店に持ち込んで修理に出さないと。

Sニータイマーじゃないけど、やっぱり3年くらいがラインかな、と思います。
ノーメンテナンスだとね。

以前、異音がしていた俺のパソコンはHDDの取り付けネジがゆるんで、
筐体と共振していたのが原因でした。増し締めで対応。ほんとはワッシャをかんでやるといいんだけど。
あと、筐体をあけたらすごいホコリだったので、これも掃除。
半年間、中を空けてないだけでこれですから、3年間とか中を空けていない、
上の友人のFMVはどんなことになっているか、恐ろしい。

まあ、メンテナンスフリーなんてありえないよなー、と思ってるこのごろ。
やっぱり、なんでもメンテナンスは大事ですよ。
機械も服も靴も部屋も。人間関係とかもね。

のだめカンタービレ

昨日は銀行まわりの処理をひととおり片付けるために実家に寄っていました。
振替休日だったんで。金曜日の休みなんてなかなかとれないし。

で、夜、久しぶりに母親と祖母と食卓を囲んで話をしていると、
母親が
「そういえば『のだめカンタービレ』って知ってる? 電車の吊り広告にあったんだけど。」
とのたまいました。

「ん。全巻もってるけど。」
っていうのが俺の答え。全巻、貸してあげました。

なんか結構、人気が出てるみたいですね。知らんかった。
世間と分離した生活してるっていうのを実感。
久しぶりにラジオでFM放送でも聞いてみようかとか思いました。

あれ。AIWAの携帯ラジオ、どこやったっけ。。。

キャッシュフローというか支払日?

最近、勤め先で会計の勉強会に出席させられています。
まあ、仕訳だの支払いだの買掛・売掛だの、初歩中の初歩なんですが。
やっていると、自分の生活の会計が気になりだしまして。

いっちょ支払日の一覧でも作ろうかと思いました。
以下、4月くらいからの履歴を確認。

4月25日 給料日 +190000くらい?
4月25日 携帯電話料金支払い -4000くらい?
4月26日 VISAの支払い -20000くらい?
4月31日 B-FLETS料金支払い -3000くらい?
5月22日 PHS料金支払い -4000くらい?

JRの定期は6ヶ月定期で、月割りにすると5000くらい。
近鉄は定期でなくベタ払いだから月に6000くらい。

うーん。固定費は40000くらいですか。。。

あとは食費とか服代とかクリーニング代とか、いろいろ出てるよなあ。
やっぱり家計簿つけないとだめですか?
レシート全部集めて。レシート入れ買うか?

なんで毎月、こんなにお金がないのか大疑問です。
とりあえず給料日の26日まであと8日間。乗り切れるのかな。。。

2006年06月13日

電話

電話のことで困っています。
誰か俺に電話のことを教えてください。
というか、PBXの設計仕様書とかそのあたりの資料が欲しい。
古いやつとかビジネスホンみたいな機能の少ないものでいいから。

電話関係の仕事に関わりはじめてから、この社会を支えてきたインフラの仕組みが
気になって気になってしかたない。

どうしたらここまで安定した通信インフラを構成できるんだろうか、と。

もちろん、脆弱な点はたくさんあるけれどさ。
「CPUの創り方」とかいらないし、「PBXの創り方」とかないかな。
IP-PBXじゃないやつ。アナログ回線の交換機。

除湿機導入

昨日から、除湿機を回しています。
部屋がからっ、としていて、いい感じです。

冷房を入れるとすぐ冷えるし、洗濯物のじめじめした感じもありません。
タンブラー乾燥禁止のものを、乾燥機で乾かしていたけれど、
これで部屋干しにも対応できそうです。

物干し、買ってこなきゃ。

一日回しただけで、700ml近くの水がたまるのって、ちょっとすごいですよね。

2006年06月11日

ジェスカ・グランペーレ

以前にフランス映画「ぼくを葬る」を見たときの話を書きました。
なんかよくわからん、というようなことを書いていたかと思います。

あれからときどき考えていると、少しずつ、絡まったLANケーブルがほどけていくように、
あの映画のことが伝わってきました。

で、本題。
「ぼくを葬る」のCM用に使われていた音楽がなかなか頭から離れなくて、
調べてみると、ジェスカ・グランペーレというユニットの曲にフランスの人が歌をつけていたみたいです。
このジェスカ・グランペーレ、希しくも京都発のバイオリン+ギターのユニットで、
なんと6月14日(水)の20:55から京都シネマでミニ・ライブをしちゃうみたいです。
(まあ僕はお仕事あるんで行けませんが)

それで、今日、早速、HMVネットで3rdアルバムをオーダーしました。2500円。
「祈りのボレロ」
早く聞きたい。

新曲アップ

といっても、ピアノ版です。アレンジしていません。
久しぶりに2分半近い長さの曲です。ポップです。明るめです。単純バカです。
歌をつけようかと思ったけど、よく考えたらメロディの音域が広すぎて無理でした。
マライア・キャリー(だっけ?)なら7オクターブあるので歌えるでしょうが。

http://www.kirikuzudo.jp/music.html

これもオーケストラ・アレンジを作ってる最中です。
なかなかうまくいかないけど。
MOTU Symphonic Instruments というソフトシンセを使ってるんですが、
オケ楽器の仕組みがよくわからず、苦戦中。
知ってる人、ヘルプ。

欠落

スーパーのレジで払いをすませ、ビニール袋に買ったものをしまっていると、
小銭がちらばる音がした。見ると、レジのところで初老の女性ががま口から小銭をぶちまけてしまっていた。
そこで拾うのを手伝おうかという思いが、一瞬、頭にうかんだけれど、身体は動かず。
結局、店員が手伝っていた。
俺はさっさとビニール袋を持ち上げて、スーパーを出た。

帰り道に思ったのが、いつから、俺、こんなやつになったんだろう、ということ。
昔は結構、人目はばからずに人を手伝ったりしていた。
職分とかぜんぜん考えず、ただ、困ってる人がいたら、何も考えずに身体が動いた。

働きはじめてから、少しずつ、少しずつ、身体が動かなくなってきている。
自分がしなくても誰かがするだろう、という考えが、真っ白いテーブルクロスにしょうゆ瓶を倒したときのように、
黒い染みを少しずつ広げている。

いとしい人が自分の前で泣いたときに身体が動かなかったのも、一事が万事、ということなのかもしれない。

ときどき思う

ときどき思うのが、あと500年くらいでこの地上から人が消えて、
そのあと500年くらいしたときに、つまり1000年くらいあとに、
この場所はどうなっているのだろうかという話です。

今、目に見えている光景がどうなっているのかを頭が勝手に考えはじめて困ってしまいます。

なんでこんなことになるのかわからないけれど、
とにかく、そんなことをときどき思います。

。。。こんなことばっかり考えているから、人とどんどんずれてきちゃうんだよね。
いつも先のことばかり考えていて現実から浮遊しているみたいにさ。

不安とか恐れとかでいっぱいで、でもそれは圧力鍋に放り込んでふたをしておくんだけれど、
それをなんとかして表現してあげないと、いつか圧力鍋のふたも吹き飛びそうでそれが怖い。

さうんどすけーぷ

最近、Roland(EDIROL)からR-09というポータブルレコーダーが4万円くらいで発売されました。
62.6 x 102 x 29.1 という寸法で大きめなポケットだったら入るサイズです。
買おうかどうか悩んでいるんだけれど、このポータブルレコーダーで何を録音するのさ、
といわれると困るわけで、というかそもそも街中の音ってどうなんだろう、と思い、
気持ちに余裕があるときは、なるべくいろんな音に注意を払うようにしています。

人の歩く音でも、靴によって、床によってだいぶ音が違うし、
電車の通過する音とか、コンプレッサーがうなる音とか、いろいろと気にしていないと
気が付かないものです。

これやると結構つかれるんですけどね。だから余裕あるときだけ。
でも普段もこの音が耳に入っているかと思うと、神経系のフィルタ処理ってすごいことに
なってるんだろうな、と思います。

いま、パソコンから異音がしているので、ちょっと止めてみてみようかと思ってます。

植物園とか

ひまだったんで、カメラ持って、植物園に行ってきました。
この季節は緑一色であんまり面白い写真が撮れなかったけど、
最後のほうに良さそうなショットがいくつかありました。現像してみなきゃなんともいえないけどね。

京都府立植物園は北山にあって、隣にはコンサートホールと総合資料館があります。
京都市って図書館すくないなあ、と思っていたら、なんのことはない。
この総合資料館が図書館の役割を持っていて、結構マニアックな資料がたくさんあります。

今日のお昼

楽仙楼でランチが切れていたので坦坦面を食べてきました。
中国料理の店の麺って日本のより白くてやわらかい、なんだかうどんのような麺なんだけれど、
そういえば、香港の四川料理の店で食べたのもそんな麺だった。
街中で売ってる20香港ドルくらいの麺もそんな感じで。

日本のラーメンはもうオリジナルの中国料理とはすっぱり切り離されているような感じですね。

宿題完了

金曜日に持ち帰った仕事がようやく完了。
といっても、お昼は部屋の掃除とか買い物とかしていたんで、始めたのは夜からですが。

最近、いちばんホットなのは電話の内線設計。
主に端末間の呼制御の話で、内線代表とかピックアップとか可変短縮とか保留応答などなど。
これはIP化してもノウハウとしては必要なので、
こういう仕事をさせてもらえるのはとてもありがたいのだけれど、
とにかくひたすら面倒。台数が少ないうちはいいけれど、1000台超えてくると拷問です。
先週からトラブル対応以外、これしかしてないし。いわゆる「数は暴力」というやつです。

後輩に頼んでもいい、というか、ボスは「なんのためにあいつをつけてやってるんか考えろ」と
俺を叱るんだけれど、もうちょい信頼できる仕事をしてくれるまでは渡せません。
まあ、俺も2年目終わりまではそんなんだったけどさ。

ついでに追加の仕事も降ってきて、チーム内のミーティングで電話システムの話をしろ、
ということを言われて。電話のことを知ってるのってボスと俺だけだったりするんだよね。
他の人は知らんし、それはまずいから話をしておけ、と1時間ももらいました。
どんな資料作ろうか。。。
とりあえず、糸電話から入ろうとは思ってるけど。。。

2006年06月10日

29歳と30歳

昨日はおんなじ職場の4人とご飯を食べにいきました。
京都駅近辺では定番の「蔵倉」。
それほど高くないし、適度にくだけていて、親しい人たちとわいわい話すのに最適。
ただ、魚臭いのと最近はオーダーに対するレスポンスが悪いのが欠点。

で、面子は
・31歳で結婚予定の先輩
・30歳の未婚女子
・29歳の同期男(未婚)
・29歳の未婚女子
・24歳の若造(俺、もちろん未婚)
という感じで。
話題は仕事の愚痴、職場の人の評価がメインだったんだけど。
30歳と29歳の差を30歳女子がひたすら強調してました。
そんなに差があるもんなのかなあ、というのが俺の気分。
実際、30歳女子のほうが若く見えるしな。でも、まわりの女子が結婚して、
30歳以上未婚が少なくなると、めちゃくちゃ焦るらしい。
「駅で配ってるティッシュとかもらえないときは『30歳超えたしもらえんのやー』とか思う」
っていうのが笑えたけど、でもそういうのって俺もときどき思うので、あとで冷や汗だった。

夜の散歩@JR長岡京駅

お酒を飲んでジョギングするのがしんどい日とか、
いろいろあってへこんでいる日は夜に散歩します。

最近、散歩するのにいい場所を見つけて、そこをコンビニ帰りにふらふらとゆっくり歩いています。
普段、ゆっくり歩くのなんてなかなかないしね。

JR長岡京駅の周辺再開発で高層マンションがいくつか建っていて、
夜中はその足元が居心地がいいのです。
適度に風がふいていて、明かりは柔らかく、舗装は新しくてきれいで、人通りはまったくないし、
女の人が一人歩きするには危ないけど、僕の夜散歩にはうってつけ。

プラモミリオンセラーズ

はまってます。
PLAMO MILLION SELLERS / NEEDS WORK (CAFE-0047)

チープ音と浮揚感たっぷりの意味あるのかないのかわかんない歌詞が染み込んで、
リピートで聞いたりした次の日には街中で意味不明のことばを呟きつづけるおかしな人になること、
大請け合いだったりします。

もともとはヨーロッパ企画の公演「Windows5000」のBGMで聞いたのが始まりです。

ただ、好みはばっさりわかれて、好きになる人はたぶん少数派なんだろうなあ、と思う。
一般向けじゃない。街中で意味不明なことばを呟きつづけることに抵抗がない人には大ヒットだと思います。

2006年06月08日

苦戦solaris

勤め先の3000人が使用しているメールシステムはだいたい20台くらいのSunの安物サーバで動いています。
で、今日はそのうちの1台、社外からのメールを受けているサーバがくたばりました。

始めはディスクのミラーリングがはずれただけかと思ったんですが、
監視ログを見てみると頻繁にリブートしてる。本体の/var/adm/messagesにもリブートの跡が。
なんか panic[cpu0] could not install isa driver とか出てるし。
で、保守契約してるとこに電話して、メールで metastat と iostat と messages を送りつけて。

結局ハードウェア交換になりました。
初回、metadb を片発にするのを忘れていたために、ハードウェアとスペアディスクを交換したものの boot せず。
保守作業員と苦戦した後に、metadb で片発にするマニュアルを発見。
で、片発にしたあとに、ハードウェアとスペアディスクを取り替えて boot 。
であとは metadb を元のミラーリング状態に戻して、再起動。
resyncingがかかったところで保守対応は完了。

結局、こんだけでした。知ってたら30分。でも知らなかったので半日潰れた。。。

ちなみにこの間、DNSを書き換えて、メール受信は送信用のサーバで代用させてた。
ちゃんと動いていた。過剰設備???
リース期限がきたら、ちょっと構成を考え直さなきゃなあ。。。

放送大学課題終了

放送大学の中間課題が終了しました。
結局、今期は3教科しか出せなかった。。。さぼっていたつもりはないんだけど。
休日出勤とか多かったのはあるけど、やっぱり買い物に行ったり映画を見たりと、
どうも娯楽に走りすぎていたのが敗因ですな。

ちなみに明日の朝の便なので、千葉県に明後日つくか微妙。
着かないと、今日投函した2教科は未提出扱い。。。頼むぞ郵政公社!

まあ、あとに試験が控えているんですがね。それを通らなきゃなんとも。
で、この3教科を全てクリアすれば放送大学は卒業となるはずなのです。できるかなあ。
NOVAも次の1月で終わりだし、早いとこ、消化したいです。

2006年06月05日

GABAの貼り広告じゃないけど

「よりによってこの部下」
っていう言葉が最近、身にしみます。
まあ、部下というか後輩で、しかも年齢は1つ上なんだけれど。

でも踏み込んでかんがえると、
これは指示を出している俺がいけないんではないかなあ、というのもありますな。
「一流の指揮官は三流の兵士を一流の戦士に変える」
とか昔のえらい人が書いていたような書いていなかったような。うろ覚え。

そういう意味ではダメ兵士だった俺を引っ張りあげてくれたボスに感謝しなきゃいけないのかも。

ボスも昔は
「よりによってこの部下」
とか思ってたんかなあ。
俺は
「よりによってこの上司」
とか思ってたけど。

放送大学の課題

なんか、放送大学に登録してたりします。
勤め人なのに学生です。学割も効きます。ソフトとか半額とかもっと安かったりします。
卒業予定は次の3月。

で、課題の納期が今週末に千葉県の放送大学本部に必着。
速達でも2日くらいみなきゃいけないので水曜日の夜が勝負。
さっき「企業ファイナンス入門」は片付けました。前半部分は楽勝。
ただ7月の試験で後半部分、モディリアーニ=ミラーの議論とかマコービッツのポートフォリオ理論と
戦わなきゃいけないので、これが難しい。実は去年、落としていて今年再チャレンジです。
「ネットワーク産業論」っていうわけわからんタイトルが最後に残ってます。
記述式の課題。苦手~。

でもがんばって早いとこ大卒になります。
それで給料があがるかと言えば、あがらないんだけどね。

説教くさい?

勤め先に「説教くさい」といって、鼻をつまむジェスチャーをしてくれる人がいます。
いや、説教くさいのは俺ではなくて、俺の同僚なわけなんですけどね。

ただ、今日はのっちに説教くさいことを言ったかなと思って。

久しぶりにまったく違う環境に暮らす人と話ができてよかったですわ。
世の中、みんないろんなこと考えて暮らしてるのだなあ、と。
まあ、ときどき考えるんですけどね。

ベンチにすわって虚空を眺めている、ぼろぼろの服を着たおじさんとか。
電車の席でリクルートスーツ着て、隣のリクルートスーツ着た男に甘えてる女の子とか。
腕をくんで楽しそうに話をしている母と娘とか。

疲れてるときはできないんですけど、まれにそういう人の心の中を自分の中のエミュレーション環境に
引き当てて、てきとーに再現してみたりすることもあります。
たいがい3秒くらいで切れてしまうんだけれど。

もうちょっと修行してこれを20秒くらいまで伸ばせないかなあ。