勤めている会社でネットワークがトラブりまして。
原因は大したことじゃなかったんですが。
ある拠点がまるごと「本社のサーバが見えないんです。インターネットも見えないんです。」
っていう状態になりました。あせりました。国内最大の工場だったんで。
はじめは拠点間IP-VPN網がやられたのか、と思ったんですが、
対向側のルータは生きてる。で、その次の工場内の基幹L3スイッチがもってかれていました。
しかもPingの落ち方が100発中73発lostっていう中途半端な状態。
でも、その落ち方には見覚えがあって、以前、本社内でL2スイッチがループ構成になったときの
動作と同じでした。で、基幹L3スイッチから一本ずつ線を抜いていき、
動作が復活したところで、下位のL2スイッチに移り、また、一本ずつ線を抜いていき。。。
と繰り返しました。自分でやるなら楽なんですが、知識のない人間に電話で指示して。。。
で、たどり着いた終段L2スイッチなんですが、別段、ループ構成ではない。
ただ、そのL2スイッチにつながっているノートPCを切り離すと、復旧する。
一応、そのPCの機種を聞いてみたところ、IBM ThinkPad T41。
機種を聞いて、はっ、と思い出したのが、そのPCの設置場所。2F。
1Fのちょうど真下に会議室があって、無線LANのAPがあったはず。。。
そして、IBM AccessConnectionはブリッジ構成を使う。。。
大正解でした。ブリッジ構成を外したら、L2スイッチにつないでも問題なし。
ノートPCがブリッジになっていたんですね。
よく調べたら有線LANインタフェースと無線LANインタフェースには違うIPアドレスが
割り当てられていたし。
つないだ本人は無邪気なもんで。工場全体とまったよ、って言っても実感なかったみたいです。
でも、本社のシステムがつかえなかったんで、出荷とか滞った部署も多数。
あとでもめるんだろうなあ。。。
報告書作るのも先輩と二人がかりで2時間かかりました。
本当はその日、定時で会社を出て、コンサート聞きにいく予定だったのに。(泣)