« 2006年02月 | メイン | 2006年04月 »

2006年03月23日

人に見せる文章

なんだかんだ、自分しか見ないブログでも、
人が見てるかも、という意識があるおかげで、少しは人に見せる文章になっている。

ということは、やっぱりどこかで人に見せない文章を書く必要があるんじゃないかなあ。

そう思ったので、文庫本サイズの落書きノートを無印で買いだめして、気が向いたときに
書いています。いまや買い物手帳状態ですが。

もう四半期分が書き終わり、2冊目に突入しようというところ。
そろそろスタンスを変えていこうかと思っています。

小説も書きたいけど、なに書いてもリアルな愚痴にしかならないような気がして、
手がすくんでいる。この弱気がよろしくないのだろうけれども。
ある点で満たされている人間しか小説を書くことはできないのではないかな。
たとえそれが飢えや怒りのような感情であろうとも、それらで満たされていなければ。

感動の涙と嫌悪の吐き気

本日もダウナーに参ります。アップダウン激しいですな。

タイトルに書いたのは、感動の涙と嫌悪の吐き気。
まあ、そのままなんですけれども。

一番鮮明にこの感覚を抱いたのは半年くらい前、奈良まで行った時ですね。
ちょうどJ.S.Bachのブランデンブルグ協奏曲を聞いていたんですが、
電車がJR奈良駅に着くだいたい2分くらい前あたりで、涙と吐き気の前兆がやってきまして。
どちらも制御可能なレベルではあったのでよかったですが。

結構、混乱してたのかな、と。
京都から奈良までJRで行くと、何もない地帯を抜けて、次第に都会になっていくんですわ。
それが30分くらいのうちに収まっていて、ちょっと雰囲気のあるCDとぴったりで。

思ったのが、こんな世界を一から構築することは無理でどうやったら根源的なところに
戻ることができるのか想像もつかずああどうしたら逃げ出すことができるのだろうか
その前にこの世界を構成する一部として僕自身が参加しているのと同時にまったく
替えのきく存在としてこの世界は僕を捉えているのだろうなあ、ということ。

やっぱり、今でも混乱しているな。。。

今日はもう少しレベルが低いところで、吐き気のほうだけだったけれど、
amazonで本を買って俺がハッピーになるのって、結局、俺のあんまり好きじゃない
巷でいうところのITのおかげなんだよね、ってあたりで。

まあ、ITという言い方がよくないんですけどね。インターネットとWeb技術、って程度の言い方は
せめてするようにしないと。
もっと正確にしようとするとだいたいややこしいことになると思います。

2006年03月22日

写真

ちょいと前に買ったスキャナをセットアップしてました。
で、オートフィルムローダなる機能を用いて、リバーサルフィルムを
ずんずんとスキャンしていたわけですが、選別しながらスキャンしても
あっという間に400MB。
アナログ情報の恐ろしさを思い知りました。
たかがフィルム一本分、36枚にこれだけの情報が詰まっているわけなんですね。
もうそろそろデジカメに抜かれるけれど、それにしても35mmのシステムを考えた人はすごい。
エルンスト・ライツだったっけ? よく覚えてないのだけど。
(ライカMP0.75とか欲しい。でもハッセルブラッドのほうが欲しい。)

ここんとこ写真を撮ってないけれど、あきらかに満足いく写真が少ない。
いや、ほとんどない。なんで俺、写真なんか撮ってるんだろうね、って感じか。
よくないよな。これ。もう少し、人の写真とかをじっくり見たほうがいいのかも。
そういえば、アンセル・アダムスの写真展が名古屋でやっていたかも。
あれは4月までだったっけ? もう終わっちゃうよな。。。カタログだけでも買ってくるか?

2006年03月21日

ちょっとなげやりな日

今日はちょっとなげやりな日でございました。
といいますのも、昨日の夜にワインをあけたのがいけない。
二日酔いで朝寝坊。気が付いたら2時。
せっかく休みに弘法市が立つのに、一番乗りどころかもう市が閉まるじゃないですか。

というわけで、SuperSuitStoreの2400円割引券が届いていたので、ネクタイを購入。
無印でハンカチを買い、大阪梅田のヨドバシカメラでリバーサルのプリントを回収、フィルムを買って、
折り返し、桂のキタムラカメラでリバーサルの現像を2本出す、という片付けに走り回った日でした。

あと、ヨドバシカメラにFujifilmの広告で掘北真希のポスターが貼ってあったのだけれど、
振られた子に結構似てることが判明。あごのラインとかよく似てる。
振られた子のほうが綺麗だけど。逃がした魚は大きいですか。そうですか。

落語の後

昨日20日の話ですが、落語を聴いてきました。

市民寄席といいましてね、京都市が主催してるイベントなんですが、
京都芸術文化センターの2F講堂で。こう臨時の舞台をつくって。
今回でどうやら279回目らしい。
知られざる、ですな。

若い人とかまわりにあんまりいないし、落語って年寄りのものってわけでも
ないとは思うんだけど、歳をとった人が多かったね。

演目は以下の4題。
「七度狐」
「堪忍袋」
「めざせ甲子園」
「百年目」

笑わせてくれたのは「めざせ甲子園」ですね。ネタの流れ方が漫才に近いからかもしれない。
一人漫才、ってな感じですかね。
でもって、ほろり、とさせつつも、なるほど、ってなのが「百年目」。

いずれにしても、落語ってのはすごいもんだね。
あの、床几で音を立てるのやら、扇子を使って、こう、ととっと、ってな感じで徳利やら煙管やらを
再現する。言葉や立居振舞からまわりの様子まで見えてくるじゃありませんか。

特に「百年目」で旦那が番頭に「だんな」の由来を話してるあたりなんか、
こう、縁側に床の間に庭の老松までがあるような感じを受けましてね。
これが芸かと、感心いたしました次第でございます。

映画も結構ですが、たまには落語なぞも。

2006年03月20日

昔、考えてた話

髪の毛ぼさぼさで思い出したのが、昔、小説にしようと思ってた話。

外ではスーツをきっかり着込んで、髪もピシッと決めて、顔も剃り残しなしのつるつる、な青年が、
仕事先の図書館の司書補の人に惚れて、デートに誘うんだけれども、
そこでの会話でその女の人がこんなことを言う。
「んー。きっかりしてる人が好きだな。こう、外でも家のなかでも。」
「きっかり、って?」
「ほら、よくいるでしょ。家に帰ると、下着姿で2Lのペットボトルから水飲む人とか。まあ、昔の彼氏がそうだったんだけど。」
「そういうの、嫌いなんだ。」
「うーん。嫌いまではいかないけど、あんまり好きじゃないな。」
その青年はまさに”下着姿で2Lのペットボトルから水を飲む”ような生活をしてる人だった。
さあ、どうする。青年の部屋での生活を改善する日々がはじまる。。。

こんな小説を書こうと思ってたんだよねえ。
こう、ある種の買い物日記みたいになりそうな気はするんだけど。

いまさらだけど、書いてみようかな。
って、その前に俺が”下着姿で2Lのペットボトルから水を飲む”ような生活をやめないとなあ。

髪の毛

どんなにしっかり服を着ても、髪の毛がぼさぼさだと台無しだなぁ、と。
ここ土日のお出かけでは思いました。
なんか寝起きに結構、収まっていたので、そのまま出かけたのですが、
やっぱりぼさぼさに見えてしまいました。

ここんとこ、髪の毛がベリーショートではなく、ショートから短めのミディアムぐらいなので、
ワックスではなくムースを使用。

ときどき、不精をして、頭にお湯をかぶせて、あとはタオルで形をつくるなんてのも。

でも、最近、髪の毛が痛んでいるのがよくわかる。
海苔たべてないしなあ。佃煮海苔が大好物なんで、
炊飯器と冷蔵庫が欲しい今日この頃。

雑誌

なんか面白い雑誌ないかなー、って本屋をぐるぐるしてた土曜日。
思わず手にとってしまったのが、「ダ・ヴィンチ」。
結局、買わなかったけどね。文科系女子は嫌いじゃない。
でも自分がどこまでも文科系男子なので合わないと思うんだな。

そういえば、最近Gainerを見かけない。あんまり用事はないし、いらないけど、立ち読みくらいはしたい。

SpaceDesignって復刊したのかな? してないのかな? これも見かけない。
TOTO出版の出してるものはわりかし好き。

National Geographic を買ってないな、ここんとこ。

今週のお買い物

風邪がまだ治ってなくて、5時くらいまでうつらうつらとしてたら、
あんまり買い物できませんでした。

今週の戦果。

・牛革A4サイズのビジネスバッグ at LOFT
・スウォッチ ちょっと大き目の at LOFT
・AXISってデザイン系の雑誌 初買い

あと、amazonでいくつか発注。
これは届いたら。。。

そろそろワインがまた飲みたくなってきました。
今狙ってるのは、シャトー・オー・ロガ、ロバートヴェイル、ジャン・クロード・シャトラン、の3本
たぶん、給料が入ったら発注すると思う。

モーツアルト生誕250年で街中にやたらモーツアルトの字が。
「熱狂の日」も一度、のぞいてみたい。ベトベンかブラームスかバッハがメインだったら行くと思う。
石田衣良がモーツアルトおすすめ本みたいなのを出していてちょっとびっくり。
というわけで、「アマデウス」のDVDがやたら安いので、買ってしまうかもしれない。

2006年03月18日

風邪

発熱性消耗性疾患、ってやつですかね。

仕事はいちおうしていましたけど、きついですね。
肌はぼろぼろになるし、アイロンかける気力がなくてシャツはくしゃくしゃだし、
風呂に入れないから髪の毛がべたべたするし、疲れていて目つきが悪いし、
声はがらがら、咳はするわ鼻水でるわ。

誰も「休め」とは言ってくれないあたりが淋しい。
こういうのって孤独スパイラルな気がする。

2006年03月13日

きたないなあ

この土日、仕事で電話機の端末位置を全部しらべるっていう作業をしていました。
まあ、合計1000番号あるうち、200番号くらいは先週しらべてあったし、
作業はみかかの工事部隊が動いてくれるのでほとんど立会いみたいなものだったんですが。

きたないですね。ほんとうに、電話線とかLANケーブルとかの周りにホコリがふわふわしてるんですよ。

おまえら、掃除してる?

と2、3分くらい説教したくなるくらい。もう。これが。きたない。
ピットとかあけると、ホコリならまだ許せますが、虫取りのネットにいろんな虫がひっかかっていて、
ところによっては小さなネズミがペタッとくっついてるわけですよ。もう。

ネズミで思い出したけど、小動物対策で「からし入りのLANケーブル」があるらしく、
作業員は涙を流しながら配線をするとか。Inspire the next なところの配線部隊の
リーダーが言うてました。いや、もう、インフラってそういう世界なんですよ。

コンピュータネットワークだからって、綺麗な仕事ばっかりしてるわけじゃないのよ、と。
むしろホコリにまみれてるほうが多いかも。
最近はOSI7階層の上を見てるから、口と指しか動かしてないですけどね。

そろそろ後継者育成

もうネットワークの面倒見るの、いやになってきたので、
そろそろ会社を変えようかなぁ、とか思ってます。
ただ、後継者っていないんですよね。いや、要らない気もするんだけど。
管理部門ってテクニカルなところが軽視される傾向があって、
それも僕と合わないところだったんですが。

で、まあ、後継者がいないのなら、いないで、現場や部門の担当者に
後を受けてもらえばいいじゃん、と思いまして。

現状のわかりやすい資料を作って、こっそり配ろうかなと。
そもそも何が問題かというと、管理部門にしか全体を見えてる人がいない、ってことで。
少数派なんですよね。現場レベルの人と話をしながら、全体を見てる人って。
たかが5000人規模の会社でこの状態はまずくない、と。

ふつう5000人規模の会社だったら、どこで何が起きているか、500人くらいは全部知ってなきゃ、
回っていかないと思うんですよ。僕は。
こんなこと経営者が考えることで、一兵卒の僕が考えることではないかもしれないけれど、
それでももしこのことに気がついて何とかしなきゃ、と思っている人間が僕だけだとしたら、
口に出さず、こっそり一人だけで活動してみる価値はあるかな、と。

徒党を組むのは嫌いなんで。あと、マキュアヴェリ信奉者なんで。君主論よみかけだけど。

2006年03月12日

大トラブル

勤めている会社でネットワークがトラブりまして。

原因は大したことじゃなかったんですが。
ある拠点がまるごと「本社のサーバが見えないんです。インターネットも見えないんです。」
っていう状態になりました。あせりました。国内最大の工場だったんで。
はじめは拠点間IP-VPN網がやられたのか、と思ったんですが、
対向側のルータは生きてる。で、その次の工場内の基幹L3スイッチがもってかれていました。
しかもPingの落ち方が100発中73発lostっていう中途半端な状態。

でも、その落ち方には見覚えがあって、以前、本社内でL2スイッチがループ構成になったときの
動作と同じでした。で、基幹L3スイッチから一本ずつ線を抜いていき、
動作が復活したところで、下位のL2スイッチに移り、また、一本ずつ線を抜いていき。。。
と繰り返しました。自分でやるなら楽なんですが、知識のない人間に電話で指示して。。。

で、たどり着いた終段L2スイッチなんですが、別段、ループ構成ではない。
ただ、そのL2スイッチにつながっているノートPCを切り離すと、復旧する。

一応、そのPCの機種を聞いてみたところ、IBM ThinkPad T41。
機種を聞いて、はっ、と思い出したのが、そのPCの設置場所。2F。
1Fのちょうど真下に会議室があって、無線LANのAPがあったはず。。。
そして、IBM AccessConnectionはブリッジ構成を使う。。。

大正解でした。ブリッジ構成を外したら、L2スイッチにつないでも問題なし。
ノートPCがブリッジになっていたんですね。
よく調べたら有線LANインタフェースと無線LANインタフェースには違うIPアドレスが
割り当てられていたし。

つないだ本人は無邪気なもんで。工場全体とまったよ、って言っても実感なかったみたいです。
でも、本社のシステムがつかえなかったんで、出荷とか滞った部署も多数。
あとでもめるんだろうなあ。。。

報告書作るのも先輩と二人がかりで2時間かかりました。

本当はその日、定時で会社を出て、コンサート聞きにいく予定だったのに。(泣)

苦戦中

ちょっと風邪気味。
この1週間、夜が遅かったのと土日も働いていたのが効いたみたいです。

スキャナ買ったのに封もあけてないし。
楽譜も3冊買ったのに、譜読みしてないし。
作りたいものたくさんあるのに、アイデア倒れだし。

時間が欲しい。一日48時間くらい欲しいね。

2006年03月05日

あおげば尊し

映画を見たのは2年ぶりくらいですが、泣いたのは5年ぶりくらいです。
最後に泣いたのは、高専の学外実習で Inspire The Next な会社のサーバ事業部に行ったときですね。
2ヶ月の実習の最後の挨拶でちょっと涙ぐんだ記憶くらい。それ以来、ずっとがまんしていたんだけど。

今日は無理でした。泣いてしまいました。涙流すとこまでは行かなかったけど、目尻にはじんわりでした。
悲しいとか、すごいとか、そういう感情ではなく、ただ、涙が出るのが抑えられなかった。
そういう感じです。思い出し泣きとか20分くらいしてました。
今、あおげば尊しの合唱CDとかかけられたら、また思い出し泣きしそう。

泣くっていう行為は論理的な記号回路を介してないんだなぁ、と今日、理解しました。
僕も人間だったんだなぁ、って思いましたよ。ひさしぶりに。ほんと、ひさしぶりに。

って、こういうこと書いてるから、冷たい奴、と言われるんでしょうね。。。。。

長い一日?

結局予定どおり、北大路->上賀茂神社->北山->国際会館->宝ヶ池->出町柳->河原町丸太町
->竹屋町四条->クレーム・デ・ラ・クレーム->京都芸術センター->四条烏丸、と
上から自転車で下ってきました。鴨川沿いはいい感じでしたね。
天気もよくて、幸せそうな人がたくさんいて、まさに「What a wonderful world」です。
ずっと鼻歌を歌っていましたよ。写真も少し撮れたし。

で、クレーム・デ・ラ・クレームでシュークリームを2つ自分用に買って、帰ってきました。
これはなかなか得がたいシュークリームで、カスタードなぞ、どっしりしてるのにキレがよくしつこくない、
っていう見事なものです。次はロイヤルクラウンという1個400円近くするのに挑戦したいなあ。

それからまた京都に出て、京都みなみ会館で「あおげば尊し」を見てきました。

自転車復活

空気入れと輪行袋を買ってきたので、今日は早速、おでかけしてみようと思います。

昨日の夜、フレームは全部磨いて、先輩に借りたCRCをチェーンとスプロケに吹いて、
タイヤの空気圧を620くらいにして、準備は完了しています。

あとはひげを抜かなきゃなあ。。。

北大路から賀茂川沿いに上賀茂神社まで行って、サバ煮弁当を食べてくる予定。
あとは烏丸を軸に、東西に振れながら四条烏丸あたりまでおりてこようかな、と思っています。

初輪行、どきどき。

去年のメモ

会社で使っていたメモを持って帰ってきて整理していました。
ほとんどがtempな書き物だったんですが、いくつか面白いものがありました。

1.Interop2005 の JANOG Special Session のノート
2.同じくInterop2005 の セキュリティ BOF のノート
3.同じくInterop2005 の Google EPMM の基調講演メモ

1.は iDCファシリティの話で、xSPとiDCとVender の3者がそれぞれの立場で意見を、
というよりは、xSPの人がひたすら苦境を訴えていたような。。。
僕がJANOGメーリングリストのsubscribeしはじめるきっかけでした。いまだROMですが。

2.のセキュリティ BOF は IDS IDPSの話でOnePointwallの裏話とか
TargetBasedIDSの話とかで、実はこのBOF以来、IDSの勉強をしていないので、
僕のIDSの知識はこのBOF止まりになっていたりします。

3.Googleの基調講演は、僕が仕事でGoogleSearchApplianceを入れるはめになったので、
あんまり触れたくないなあ。。。といいますか、英語の講演だったのであまりメモが取れていない。。。

あと、ShowNetツアーのところのメモとかもありました。
もうひとつ、なぜか電話関係のアースの話に関するメモが。。。

ファルコン、MDF、ビジネスは弱電3種アースでいけるけど、
PBX(NTT EP-81)は弱電1種アースがいるよ、って書いてある。
弱電1種って10オームだよね。たしか。

今度、PBX入れ替える拠点あるけど、これ、チェックしてないかも。。。やば。。。

本3冊読了

ニール・ガーシェンフェルド「ものづくり革命」(ファブ・ラボの話)
奥田英郎「イン・ザ・プール」
平田オリザ「対話のレッスン」

よかった順に並べてみました。
ジャンルが違うので、比較の意味はあまりないですね。。。。

ファブ・ラボの話は勇気づけられるものです。
全体性を失った、専門分化、ジオディジックドーム、という単語に
バックミンスター・フラーの影が見え隠れしているあたりが良いですね。
著者は意識しているのかしていないのかわかりませんが。

イン・ザ・プール、はテレビドラマ化されているんだっけ???
映画化はだいぶ昔にされているはずですね。これ。
各章の登場人物の持ってる悩みがいちいち自分に当てはまりそうで、
どきっ、としたあと、彼らが救われるのを見て、ほっ、とする。
意外と癒し系でした。もっとアシッド感が強いかと思っていたけど。
でも、悩みの抽出、っていうスタンスはとてもアイロニックだなあ。

平田オリザさんの著書は3冊目。新書を2冊読んでいて、それらと被る部分も多かったです。
大切なこと、あたりまえなこと。そういったことを言語の面から掘り出しているコラム集なんですが、
いまひとつ。

思いつき買い

衝動買いではないけれど、思いついたものをすぐに買いに行くようになってしまいました。
昨日はエプソンのスキャナとロードレーサ用の輪行袋、空気入れを思いつき買い。

どちらも、欲しいな、となってから悩む時間がほとんどなかったように思います。
なんだか、悩むのを避けてるみたいで、よくないよなぁ。。。

まあ、キャッシュフローの状態は出納帳を見ている限り、問題ないんですけどね。

2006年03月04日

Windows5000

ヨーロッパ企画の公演「Windows5000」ですが、なかなか面白かったです。
シュールな笑いから入って、毒のあるエンドをあっさりと、というあたりは、
「囲むフォーメーションZ」「サマー・タイム・マシン・ブルース2005」と同じ構成ですが、
今回は脚本や演技の作りこみが細かく丁寧だったと思います。
舞台装置は改良の余地がありそうに思いましたが。

でもって、終わったあとすっきりしない感じが残るのがなんでか、ようやくわかりました。

劇なり音楽なり映画なりを鑑賞した後に自分が感じているものを、
きちんと表現する能力が僕には欠けているために、
もやもやしたままになってしまうということが。

あと、ヨーロッパ企画がきちんと何かを表現している、ということに対する嫉妬みたいなものも
あるように思います。

結局、僕の問題はすべて「表現能力」に行き着く気がしますが、
これは単純すぎる回答ではないか、と少し不安に思ってもいます。

ぜいたくFRIDAY

今日は自分のやりたいことだけしました。

お昼にビストロでステーキランチ食べて、
ブラームスの交響曲のミニスコア3冊買って、
四条西木屋町下ルにある喫茶店でコーヒー飲んで、
LOFTで雑貨と腕時計とショルダーバッグ買って、
スマート珈琲店でパンケーキセット頼んで、
ヨーロッパ企画の公演「Windows5000」を観て、
帰ってきてから部屋の掃除しました。
今から風呂入って、そのあとお酒飲んで寝る予定。

今日はぜいたくしたなあ、と思う。