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本3冊読了

ニール・ガーシェンフェルド「ものづくり革命」(ファブ・ラボの話)
奥田英郎「イン・ザ・プール」
平田オリザ「対話のレッスン」

よかった順に並べてみました。
ジャンルが違うので、比較の意味はあまりないですね。。。。

ファブ・ラボの話は勇気づけられるものです。
全体性を失った、専門分化、ジオディジックドーム、という単語に
バックミンスター・フラーの影が見え隠れしているあたりが良いですね。
著者は意識しているのかしていないのかわかりませんが。

イン・ザ・プール、はテレビドラマ化されているんだっけ???
映画化はだいぶ昔にされているはずですね。これ。
各章の登場人物の持ってる悩みがいちいち自分に当てはまりそうで、
どきっ、としたあと、彼らが救われるのを見て、ほっ、とする。
意外と癒し系でした。もっとアシッド感が強いかと思っていたけど。
でも、悩みの抽出、っていうスタンスはとてもアイロニックだなあ。

平田オリザさんの著書は3冊目。新書を2冊読んでいて、それらと被る部分も多かったです。
大切なこと、あたりまえなこと。そういったことを言語の面から掘り出しているコラム集なんですが、
いまひとつ。