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2007年05月06日

鴨川チェロ

ご無沙汰してます。あさたかでございます。

最近、休みの日に天気が良いと、鴨川まで出てチェロの練習をします。
というのも、あさたかの部屋は壁がとても薄く、消音器付きでメゾピアノ以下の強さでないと、
隣の部屋や上の部屋に音が響きまくってしまうのです。
ちなみに隣の部屋でバンドの練習をしてる大学生はそんなこと、毛ほども気にしてないみたいですが。
まあいいや。
で、チェロを売ってくれたお店のひとが言うには
「できれば消音器はつけないで弾いてほしい、チェロによくないから」
とのこと。
確かに、余計なものつけると共振周波数とか振動モードとか変わってくるし、
あらゆる材料は半分生き物みたいなもの(結晶化とかクリープとか)で、
楽器なんかは構造自体が材料に左右されるような形で、そういうところに本来とは違う振動を与えつづけると、
いざ素になったときにきちんとした音が出なくなる、というのは機械工学科にいたからなんとなくわかる。

というわけで、長い冬の終わりを待って、4月の半ばから天気の良い休日は外でチェロの練習をしています。
はじめは恥ずかしかったのだけれど、だんだん平気になってきました。

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2007年02月26日

歴史主義的アプローチ

おおげさなタイトルだけど、ようは由来とか語源とか調べるのが好きなわけで。

たとえば電話関係の仕事をはじめるときに、
電話>telephone>tele phone>tele phonenic(遠隔音素)
というのを調べたり。

歓喜の歌をチェロで練習するときに、
ベトベン>シラーの詩>シラーってどんな人>「カリアス書簡」読もうかな、、いや、辞めた
となったり。

そんで、今もチェロで引く曲の由来を調べていたりします。

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2007年01月30日

チェロ、買っちゃった

買ってしまいました。チェロ。一式37万円。現金で。
初のマイ擦弦楽器です。
(ちなみに初のマイ弦楽器は親父のお古のクラシックギター。こっちは撥弦楽器。)

早速、チューニング中にA線(アー線。なぜかドイツ語。)を切ってしまい、
新しい弦を買って張替え中にまた切ってしまい、
次のでようやく張り替え完了、がおとといの日曜日。

もとはA線=ラーセン、D線=ラーセン、G線=スピロコア、C線=スピロコア、という組み合わせが
A線=スピロコア、D線=ラーセン、G線=スピロコア、C線=スピロコア、という組み合わせに。
ラーセンは高いんです。3500円くらいする。
楽器の素性にはラーセンのほうが合ってるんだけどね。

スピロコアのA線は透き通ってるけど、ちょっとキンキンした音になるし、
D線がラーセンで渋めの音だから、余計にそれが目立ってしまいます。
近いうちに、D線もスピロコアにしてみようかと考え中。全弦スピロコア。
ちなみにG線とC線のスピロコアはとてもチェロらしい音な気がする。

と、音がどうのこうの言ってますが、まだ1=4のポジション移動も怪しいし、
移弦でもちょっと気を抜くと、肘が下がってピッチがずれたりして。
一曲きちんと弾けるようになるのは、まだまだ先のようです。

2006年11月13日

チェロ・まだ1stポジション

先週は出張でいけなかったけど、今週は出張先から直接、行きました。
10分くらい早めに行ったら、先生が来ていて、10分、余分に練習させてもらえた。

今は1stポジション+開放弦での練習で、右手はだいぶスムーズに動くようになってきた。
意識しないでもゆっくりならきちんとした音が出る。
左手も疲れてなければ大丈夫で、はじめの10分に「第9」のあのフレーズ、
「E E F G G F E D C C D E E D D」
(ミ ミ ファ ソ ソ ファ ミ レ ド ド レ ミ ミ レ レ)
をさっくしと弾かされた。
「いけるいける」と言われて。
いや、ぜんぜん左手、動かないんですけど、先生(汗)。

「なんか3週間も間があいたのに上手くなってない?」
と言われた。
イメージトレーニング(バッハの無伴奏チェロ組曲を聴きながら、自分が弾いてる姿を妄想)も
意外に効果があるのか?

でも、やっぱり1時間もやっていると左手が下がってきて、
どんどん音が高いほうにずれてきて、左手の親指がベターって指板の裏側にくっついてしまう。
なぜか正面から見てるのに、「おやゆびー」と指摘してくる先生。やっぱわかるんだろうか?
最後に「テーピングテープで巻いて練習するといいよ」
と言われた。

何はともあれ、ちっとも上手くなった気がしないままレッスン終了。
はやく自分のチェロが欲しいなあ。ほいで、がんがん練習したいなあ。
一式そろえると、安くても14万円くらいみたい。ボーナスが多いことを祈ります。

来週と再来週も続けてレッスン。がんばろ。

2006年10月23日

チェロ・1ポジ

今週もチェロのレッスンに行ってきました。
で、今日は1stポジションの練習をひたすら、って感じで。
なかなかピッチが定まりません。
疲れてくると猫背になって、左腕が落ちてきて、音がやたら高くなったり、
人差し指と中指の間がやたらと開いて、すんごい外れた音がでたりと。

どんな楽器でも体力がないとダメだよなー、と思いました。

というわけで、最近さぼっていたジョギングをしてきます。
そのあとお風呂で指の練習を。

絶対、うまくなってやる。

2006年10月16日

チェロ

2回目のレッスン。今日もがんばってきました。
が、しかし、思うように音が出ない。なぜか前回よりも響きが悪い気がする。。。

まあ、2回目なんでね。しかもだいぶ急ぎ気味のレッスンで。
他のふたりの生徒さんは8回目くらいらしく、すらすらとボーイングしていましたが。

左手を意識すると右手が、右手を意識すると左手がおっつかないあたりが、ねえ。
それでもなんとかドレミファソラシドをファーストポジションで弾けるように。。。
ギターと違ってフレットがないから、だいぶピッチはずれてたんだろうなあ。

来週もあるし、がんばろ。

2006年09月14日

チェロ弾き

チェロの体験レッスンに行ってきました。

「ヤマハ・大人の音楽教室・体験レッスン」
http://www.yamaha-ongaku.com/pms/experience/index.html

30分ぐらいで、チェロの持ち方・構え方、開放弦のピチカート、開放弦のダウン/アップ、
D線でA,B♭,B,C、を抑えてのピチカートとダウン/アップ、をやってきました。

めっちゃ楽しい。
やっぱ弦楽器って楽しい。
ギターも楽しかったけど、弓を使って弾く音はたまらん。
大好きなチェロの音が、自分の触っている楽器から出ているかと思うと、もう、顔がにやけてしまって。

変態ですね。

というわけで、早速、入会申し込みしてきました。
まあ、ずいぶん前から始めるつもりではいたんで、衝動的なものではないんですが。

無伴奏チェロ組曲まで先は長いと思うけれど、がんばって月3回、通おうと思います。

2006年07月01日

HMVにやられた

ジュスカ・グランペーレのCDをオーダーしていたのに、まだ入ってこない。
メーカーの在庫切れらしい。納期は20日で、それが30日に延期になり、まだ、だとか。
売る気ないんちゃう? いい気になりすぎなんちゃう? これだから大手は。。。

仕方ないので、時間見つけて、タワレコとか回ります。

これでHMVの俺ランクは急落です。
そういえば、Webの画面も使いにくかったしなあ。
amazonに一日の長あり、か。

2006年06月17日

ピアノと電子ピアノ

実家にはアップライトピアノがあります。
母親が中学のころに買ってもらったものだとか。つまりもう30歳ちょっと、くらいなわけです。
だいぶ長いこと調律されていなかったんですが、先日、ようやく調律したそうです。

で、音がやっぱりきれいになりました。単音だとわからないんだけれど、
やっぱり和音を弾くと以前より断然きれいです。
困ったのが前より下手に聞こえること。少しのミスでも音がきれいだから目立つんです。
少しでもタイミングがずれると音の重なりがなくなって、変な聞こえ方になる。
まあ、遊びでゆっくりと練習してるんで、それは別にかまわないんですが。

それでしばらく弾いていて思ったのが、やっぱり生ピアノは電子ピアノと違うよなあ、ってこと。
生ピアノって、一音一音がそれぞれ弦とハンマーからできていて、和音を弾いたときには
複数のハンマーが下りて、それぞれの弦を叩き、出た音が反響板で響いて、音が出てくるんですが。
この反響板で複数の弦から出た音波が互いに干渉しあいながら混じっていく様を
一度見てみたいのだけれど、たぶんそれがあのピアノの和音の輝きみたいなものの元だと思うのです。

ところが、電子ピアノは純粋に波形を加算しているのに近い処理をします。
物理モデル演算なんてしてません。
少なくとも俺の手が届く範囲の電子ピアノはそんなDSPは積んでいないはず。
たとえ積んでいたとしても、物理的に音波を発するのがダイナミックスピーカー2個もしくは4個では
自ずと表現力に限界があります。ああ、電子ピアノの、サンプラーの限界。

とは言うものの、素人であるわれわれにはあまり差がない領域にサンプラーも来ているのかも。
そういえば、Piano専用のソフトシンセが独NativeInstruments社から発売されていたような。
あれはもしかして物理モデル演算に近い処理をしているのかな。。。

あとは再生する音響機器の性能です。安物のスピーカー2個じゃあね。
音域にあわせてユニット径も替えていきたいところかな。クロスオーバー・サーキットを組むんじゃなくて、
それぞれの再生回路を音域にあわせてDSPがスイッチするとかそんなの。

なんか理想論になってきましたが、電子ピアノを生ピアノに近づけるのは大変だよね、ってことが
言いたかっただけです。ちなみに最近は良いスプルース材が手に入りにくいらしく、
ヨーロッパの高級品以外はピアノ用木材の品質がガタ落ちしてるとか聞きました。
YAMAHAさんあたりには新素材を採用して、安価で良い響きのする
アップライトピアノを作ってもらいたいところです。

とかピアノの話をしてるけど、最近、バイオリンが気になってるんだよね。チェロも。

2006年06月11日

新曲アップ

といっても、ピアノ版です。アレンジしていません。
久しぶりに2分半近い長さの曲です。ポップです。明るめです。単純バカです。
歌をつけようかと思ったけど、よく考えたらメロディの音域が広すぎて無理でした。
マライア・キャリー(だっけ?)なら7オクターブあるので歌えるでしょうが。

http://www.kirikuzudo.jp/music.html

これもオーケストラ・アレンジを作ってる最中です。
なかなかうまくいかないけど。
MOTU Symphonic Instruments というソフトシンセを使ってるんですが、
オケ楽器の仕組みがよくわからず、苦戦中。
知ってる人、ヘルプ。

さうんどすけーぷ

最近、Roland(EDIROL)からR-09というポータブルレコーダーが4万円くらいで発売されました。
62.6 x 102 x 29.1 という寸法で大きめなポケットだったら入るサイズです。
買おうかどうか悩んでいるんだけれど、このポータブルレコーダーで何を録音するのさ、
といわれると困るわけで、というかそもそも街中の音ってどうなんだろう、と思い、
気持ちに余裕があるときは、なるべくいろんな音に注意を払うようにしています。

人の歩く音でも、靴によって、床によってだいぶ音が違うし、
電車の通過する音とか、コンプレッサーがうなる音とか、いろいろと気にしていないと
気が付かないものです。

これやると結構つかれるんですけどね。だから余裕あるときだけ。
でも普段もこの音が耳に入っているかと思うと、神経系のフィルタ処理ってすごいことに
なってるんだろうな、と思います。

いま、パソコンから異音がしているので、ちょっと止めてみてみようかと思ってます。

2006年06月10日

プラモミリオンセラーズ

はまってます。
PLAMO MILLION SELLERS / NEEDS WORK (CAFE-0047)

チープ音と浮揚感たっぷりの意味あるのかないのかわかんない歌詞が染み込んで、
リピートで聞いたりした次の日には街中で意味不明のことばを呟きつづけるおかしな人になること、
大請け合いだったりします。

もともとはヨーロッパ企画の公演「Windows5000」のBGMで聞いたのが始まりです。

ただ、好みはばっさりわかれて、好きになる人はたぶん少数派なんだろうなあ、と思う。
一般向けじゃない。街中で意味不明なことばを呟きつづけることに抵抗がない人には大ヒットだと思います。

2006年05月18日

ライブシネマ

本当は残業なしで、チャップリン/CityLights のライブシネマを鑑賞しにいく予定だったんだけどね。
トラブル対応で。4時間残業。
で、ライブシネマってのはトーキーではない映画に生演奏で音を当てるっていう上映スタイルらしい。

知り合いにチケットあげて、代わりに行ってもらった。
だいぶ笑ったらしい。で、感動もしたらしい。

うーん。うらやましいなあ。
まあ、今週末は「アマデウス」を京都みなみ会館でやっているので、
それを見に行く予定。猫も杓子もモーツアルトな1年です。

2006年05月14日

気になるカフェオレーベル

クラシック一辺倒なこのごろ、今日も通勤のBGMはバッハ・無伴奏バイオリンソナタなわけで、
昨日はブラームス2番と3番だったわけですが、
気になるアーティストが2つほどありまして。
オルタナティブJポップなんですが。

 プラモ・ミリオンセラーズ(カフェオレーベル)
 シュガーフィールズ(カフェオレーベル)

まあどちらもヨーロッパ企画の公演を経由して知ったんですけどね。

このカフェオレーベル、「スネオヘアー」や「くるり」を発掘してたりするので、
なかなか要注意かもしれません。次のメジャーシーンに出てくる人がいるかも。

今月はお金がないからなんともならないけど、来月にはCD1枚ずつ入手予定です。

2006年02月19日

京響2月定期公演

京都市交響楽団の2月の定期公演にいってきた。
指揮は岩城宏之氏。武満徹特集。

正直、現代音楽はしっくりとこない。
日本人の作った曲なら大丈夫かな、と思っていたけど、だめだった。
まだ、いまはバロックから後期ロマン派くらいまでかな。

ただ、音楽っていう枠をはずして見ると、
< 「系図」 ~若い人はちのための音楽詩~ >
は面白いと思う。

昔やったPhotoRhythmっていうインスタレーションを思い出す。
いくつかの、同じテンポのリズムトラックを切り替えながら、
MSパワーポイントのスライドショーで写真を同期して切り替え、
そこにラップみたいに詩というか写真へのコメントを声であてる。

幼稚だったけど、アイデアは悪くないと思うし、
いまだったらもっと洗練されたスタイルでできるよなぁ。

映画とかテレビとか、現実に近すぎるのが気持ち悪い。
ただの動画と音声なのに、それが現実に近すぎて、本当のことじゃないかもしれないのに、
本当だと思っている自分が怖い。

それに対して、演劇とか生演奏とかがあるわけだけど、
映像と音の分離っていうアプローチもいいんじゃないかな、と思ってる。