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京響2月定期公演

京都市交響楽団の2月の定期公演にいってきた。
指揮は岩城宏之氏。武満徹特集。

正直、現代音楽はしっくりとこない。
日本人の作った曲なら大丈夫かな、と思っていたけど、だめだった。
まだ、いまはバロックから後期ロマン派くらいまでかな。

ただ、音楽っていう枠をはずして見ると、
< 「系図」 ~若い人はちのための音楽詩~ >
は面白いと思う。

昔やったPhotoRhythmっていうインスタレーションを思い出す。
いくつかの、同じテンポのリズムトラックを切り替えながら、
MSパワーポイントのスライドショーで写真を同期して切り替え、
そこにラップみたいに詩というか写真へのコメントを声であてる。

幼稚だったけど、アイデアは悪くないと思うし、
いまだったらもっと洗練されたスタイルでできるよなぁ。

映画とかテレビとか、現実に近すぎるのが気持ち悪い。
ただの動画と音声なのに、それが現実に近すぎて、本当のことじゃないかもしれないのに、
本当だと思っている自分が怖い。

それに対して、演劇とか生演奏とかがあるわけだけど、
映像と音の分離っていうアプローチもいいんじゃないかな、と思ってる。