テレビ
テレビ持ってない、というと、たいていの人は驚いてくれます。
そして一部の人は「どうやって生きてるんですか?」というコメントまでくれます。
引越しするという話を少しずつ、人にしているんですが、
そこでもやっぱり言われます。
「テレビ、買うの?」
きっぱり言います。
「いや、要らないし、次の部屋には絶対おきたくない」
でもみなさんがあまりに言うので、ちょっと考えました。
こんなものを買うことを。
9インチ液晶ポータブルDVDプレーヤー アナログTVチューナー付属
http://www.axion-visual.com/product/axn5909tn.html
ヨドバシで35000円くらい。まあ、妥当な値段かと。
ちなみに7インチ液晶のものは25000円くらい。
メインがDVDってとこも、俺らしい良いひねくれ具合かなと。
で、なんで心を入れ替え(?)そうになっているかというとですね。
俺なりに考えたんですが、
テレビってそれ自体が楽しいってももちろんあるけれど、それ以上に。
「日本在住の大多数が同じ情報を共有して会話のネタにするための
アッパーレイヤーコミュニケーション促進ツールなんでないかな?」
って思いました。
ちなみにアッパーなんたら、は俺が勝手にいま考えた言葉。
深層まではいかず、表層的なコミュニケーションっていうところ。
ただし、表層にも部分部分で深層からの要素が。。。っていうか、古いな。この表層・深層ってモデル。
ああ、話がそれてしもた。
とにかく、テレビってみんなが見てるよ、っていう前提が
世の中の大部分の人にはあるみたいなんですよ。
でその前提に立つと、そこで供給されているコンテンツっていうのは、
たぶん15%くらいの確率でまわりの人も見ているわけですよ。
ということはその人と共有できるネタがあるわけですよ。
で、それをネタにいろいろ話をしていくうちに、その人の考え方や好みなんかがわかるわけですよ。
そこから映画とか趣味とかに話をひろげて、いつのまにか一緒に飲みにいったり、
ご飯食べにいったり、相手が女の子ならデートしちゃったりするんですよ。
そういう点ではテレビを見るってことも意味があることなのかな、と。
上司と出張で2時間となりにいても、テレビを見てればある程度のネタはあるのかな、と。
女の子とメシを食べにいっても、とりあえずテレビネタがあればある程度の時間はもつのかな、と。
そこからゆっくりとコミュニケーションをとっていってもいいんじゃない、と。
まあ、その他にも教育効果などもありますけどね。
そんなこんなで迷っています。もしかしたら。もしかしたら。
ボーナスで買ってしまうかもしれない。ポータブル液晶DVDプレーヤー(アナログTVチューナー付)。
ん?なんで同じ値段の普通の液晶TV(15インチ)を買わないかって?
「カフェ」っぽくないから。