ぼくを葬る(ネタばれ注意)
映画を見てきました。
日曜日の計画停電対応作業は6時~8時と18時~23時だったので、その合い間に。
フランソワ・オゾン監督「ぼくを葬る」
フランス映画です。
主人公、同性愛者でフォトグラファーです。
ハッセルブラッドでモデルを前にシャッターを切りまくる。
倒れて末期がんと診断される。
同棲している恋人(男)にコカインをスニッフさせてセックスしてから別れを告げる。
夫が不妊症の女に子供をつくるためにセックスしてほしいと言われる。で、3P。
はじめから置いていかれていました。
無理です。ちょっとついていけない感じが。これがカルチュラル・ギャップ?
フランス映画って前も見たことあるけど、すごく独特の抽象性というか象徴性を利用していて、
それが日本人の俺にはわからなかったのかもしれないけど。
文法っていってもいいと思う。その象徴性や抽象性は。
フランス映画の文法。
それがわからないと見ても楽しくないのかも。
そのためにはもっとフランス映画をたくさん見ないとダメなのかも。
次はおとなしく日本映画を見てみようと思います。
「いつか読書する日」か「雪に願うこと」のどっちか。時間あるかな?
なんだか誤解を招く記述をしているみたいなので、追記。
いい映画だったと思います。主人公の苦しみみたいなものをきちんとすくいあげていて、
ちょっと淡々としているし、台詞も少ないんだけれど。
泣かせるような映画ではないし、考えさせるようなものでもないんだけど。
こういうこともあるんですよ、というスタンスだと思う。たぶん。