« 自己学習課題その1 | メイン | イージーオーダースーツ完成 »

映画漬けの日曜日

日曜日は映画を2本も見ました。
東寺の弘法市がいまひとつだったせいもあるんだけれどね。
「マイ・アーキテクト」と「アマデウス ディレクターズ・カット」。

「マイ・アーキテクト」のほうはルイス・カーン自信の映像や彼の建築がたくさん見れてよかったけれど、
残念なことに構成がいまひとつ。まあ、ナサニエル・カーン(ルイス・カーンの息子)はプロの監督じゃないし、
作家でもないので、無理はあると思う。なんか凝ったホームビデオを見てる感じだったかな。
題材がいいだけに残念です。是非、BBCかNHKのドキュメンタリーチームに編集してもらいたい。

「アマデウス」はワーナー・ブロスのものだけあって、構成・脚本ともにずいぶんと練りこまれたものでした。
エンターテインメントという意味でね。史実ではないからいいのだけれど。
時代考証とかもけっこうしっかりしてたんじゃないかな。わざわざそれを見せつけるようなカメラワークも。
いちばんこの映画でよかったのが、モーツアルトの口述をサリエリが楽譜として書き留める終盤。
モーツアルトのハミングにあわせて楽器の音が重なっていき、フレーズが浮かび上がってくるのが、
とてもよかったです。そういえば、「トリコロール・青」でもそんな場面あったな。

でもって、一番泣きそうだったのが、この2本の前にやってた予告編。
「ぼくを葬る」
フランソワ・オゾンの監督作品ですね。
5月26日から近くの映画館で公開。予告編だけで泣きそうでした。期待してます。