システム使い捨て論
あさたかでございます。なんか話のマクラがほしいですね。
落語とか読もうかな。最近、寄席いってないな。
システム使い捨て論、ということで、ちょっと書いてみます。
過激なんで、会社のブログに書くのはちょっとやめようかな。
x86のサーバ系のハードウェアの寿命ってだいたい3年がいいとこだと思うんです。
DELLとか、HPとか、その他国産も。
そんでもって、3年もしたらもっといいハードウェアが出揃ってくる。
しかもお安く。(まあ、これからはどうなるかわからないんですが)
で、ソフトウェアの進歩ってのもまた3年ぐらいのスパンみたいで、
AjaxとかGoogleとかWeb2.0とかASP.NETとかJ2EEとかFlashとかMingとか。
もう、俺、何をどんだけ勉強したらいいのー、って感じで。
そいでね。業務も変わるのって早いんですよ。
合併したり、買収されたり、部門統合したり、子会社吸収したり、事業部増やしたり、
ナントカ部が新設されたり、課長の数が平社員の数より多かったり、とかね。
そんなわけで、ざっくりですが、企業を見渡したときにシステムの寿命って実は3年くらいなんじゃないかと。
で、作り直しをするんですが、よく言うのは
「焼き直し」
ってことで。
おんなじものを別のソフトとハードで作り直す。
あほ、ですね。
ハードとソフトにあった設計ってのがあるもんだけど、
設計しなおすのが面倒だから、工数が足りないからって。
もっと高度なことを少ない労力でいろいろとできるのに。
だからシステム屋は信用無くすんだよね。
まあ、そうはいうものの、PC管理者やネットワーク屋だっておんなじですが。
5年もおんなじハード使ってれば、いつ壊れてもおかしくない。
メモリは足らなくなってスワップばっかりするし。
.NET FrameworkやAnti-Virusソフト、おまけにセキュリティ対策の監視ソフトとか山盛りで、
そりゃ、動作も遅くなりますよ。あさたかみたいにチューニングばりばりしてないと。
ちょっと計算してみたらわかるけど、3年で買い換えても、5年で買い換えてもコストってあんまり変わらない。
リスクとか工数ロスをあまーく見積もってるから、もしかしたら3年のほうがだいぶ安いのかもしれない。
ついでに使用者のイライラはもっとよくないし。
システムもおんなじだと思うんだよね。5年も持つシステムなんて考えられない。
昔のメインフレーム時代はそれで保ってたけれど、それは国産がずっと強かったからで、
いまやアメリカ産のアーキテクチャにべったりなのに、メインフレーム時代の考え方だけが、
企業の中に残っている。しかも年を取って権力を持ってる人に限って、そういうのが残ってるんだな。