ベン・ハー
最近、何を見ても、いまひとつ、とか思うのは僕に何か大きな欠落があるからなのかな。。。
1959年製作の映画「ベン・ハー」を昨日の夜、4時間かけて見ました。
DVD2枚組み。こんなに長いなんて知らんかった。
見終わっても、あんまりすっきりしない感じ。
部分部分はすごくいいんですけどね。
カメラワーク、演技、撮影セット、小道具、特殊メイク。
考証もきちんとされているみたいだし。
まあ、特撮技術がしょぼいのは1959年だから仕方ないけど、
4頭立ての戦車競技のシーンは実撮影なのか、すごい迫力です。
どうやって撮ったんだろう、あれ。
ストーリーとしては、主人公のジュダ・ベン・ハーの復讐劇+αだったりするんですが、
もう一面としてイエス・キリストの話が絡んでくる。
オープニングでも「tale of christ」の文字が出てくる。
メインはベン・ハーの話でときどきイエス・キリストがストーリーに割り込んでくる。
なんか多声音楽きいてるみたいな気分。
単なる復讐劇でなく、+αの部分があって。これがいまひとつ消化できない感じ。
たぶん、古株のキリスト教徒なら納得のストーリーだと思いますが。
僕にはなじめなかったです。これが文化の違いか?
あ、あと字幕の日本語訳でちょっとばかし下手なところがあるかもしれない。
まあ、時間のある人は話題作りに見てみてください。